高知学園のSDGs取組宣言
私たち高知学園は、「世界の平和と友愛」を建学の精神とし、幼稚園・小学校・中学校・高等学校・短期大学・専門職大学・大学を擁する教育機関として、持続可能な社会の実現に向け、教職員と学生・生徒・児童・園児が連携・協働し、全学園を挙げてSDGs活動に取り組み、社会で活躍し、信頼される人財を育成していきます。
2020年12月1日学校法人高知学園
高知学園のSDGs取組宣言
SDGsとは
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は「誰一人取り残すことなく」持続可能で、経済・社会・環境の3つの側面のバランスが取れたよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。
2015年の国連で採択された貧困や飢餓、水や保健、教育、医療、言語の自由やジェンダーなど、人々が人間らしく暮らしていくための社会的基盤を2030年までに達成するという目標であり、17のゴール(目標)と具体的な169項目のターゲット(達成基準)があります。
ESDの実践
-
ESD(Education for Sustainable Development:持続可能な開発のための教育)により、今の自分たちの幸せだけでなく、未来の人たちも幸せになる世の中を創るための学習に取り組みます。
他の人に答えとなるものを教えてもらうのではなく、自分たちが自ら考えて、人と対話し協働しながら様々な答えを導く学習に取り組み、SDGs達成に向けて活動する社会の中で対応できる人財、信頼される人財を育成していきます。
探求学習の実践
-
幼稚園・小学校・中学校・高等学校では、SDGsやESDの実践として、環境・社会・経済・防災などの課題について個人やグループによる探求学習に取り組みます。
SDGsやESDを通じて、探求学習やキャリア教育などに取り組み、地域に貢献できる人財を育成していきます。
より実践的な課題解決活動や研究活動の実践
-
健康教育を基盤とする食・医療・教育の実践家養成(学園大学・短期大学)
高知学園大学と高知学園短期大学は、SDGsの達成をめざし、連携・協働して、「健康教育を基盤とする食・医療・教育の実践家養成」を進めます。
そのための拠点として高知学園短期大学に「健康教育開発研究センター」を設置する予定です。
地域との関わり(リハビリ専門職大学・学院)
地域社会が抱える課題の発見とその解決に取り組むことで、専門職業人として地域社会に貢献していくために必要な応用力・実践力の育成を図ります。
専門職大学の所在地である土佐市をはじめ県内自治体や医療機関と医療・保健・福祉・防災等の連携を図り教育研究活動を進めます。
SDGs(SustainableDevelopmentGoals:持続可能な開発目標)の17の目標
- あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる
- 飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する
- あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する
- すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する
- ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う
- すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する
- すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する
- 包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する
- 強靭(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る
- 各国内及び各国間の不平等を是正する
- 包摂的で安全かつ強靭(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する
- 持続可能な生産消費形態を確保する
- 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる
- 持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する
- 陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
- 持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する
- 持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する